m@sonson

Archive for 11 February 2006

11 February

風刺漫画と民主主義

風刺画問題、中東やアフリカで抗議続く　治安部隊と衝突も

　欧州などの新聞がイスラム教の預言者ムハンマドの風刺漫画を掲載、イスラム諸国で反発が広がっている問題で、エジプトやイラン、ケニアなど中東・アフリカ各地では、イスラム教の休日で金曜礼拝があった１０日も抗議行動が続いた。大使館への投石や治安部隊との衝突が相次ぎ、負傷者が出た。
　ＡＰ通信によると、エジプト各地ではイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」などの呼びかけでデモが多発。カイロでは約１０００人がデモ行進し、「ビンラーディン（容疑者）よ、コペンハーゲンを爆破せよ」と訴えた。外国公館などへの攻撃はなかったが、治安部隊が催涙弾や放水でデモを鎮圧した。
　イランの首都テヘランでは、数十人がフランス大使館に投石し、通りに面した窓を破損。一部が火炎瓶を投げつけ、ボヤ騒ぎになった。取材をしていた記者１人が負傷した。
　またケニアの首都ナイロビでは、約２００人のデモ隊がデンマーク大使公邸に向けて行進、治安部隊の発砲で１人が負傷した。（共同）

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風刺漫画１枚で何故こんなに過激になれるのだろう。日本人も一度見習って見てはどうだろうか？そうすれば進歩的？ジャーナリストの皆さんも腰が引けて「自虐的」日本バッシングも出来なくなるのかな？表現の自由、言論の自由も相手の「手強さ」次第で「配慮」や「節度」のさじ加減をするのが言論陣の良識なのか？

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風刺漫画という表現方法で、権力者や社会事象などを皮肉るのも、報道の範疇（はんちゅう）だろう。だが、それによって、敬虔（けいけん）な信仰心を傷つける権利までは、表現の自由にはない。（読売新聞　２月１１日付・読売社説の一部）

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だそうだが、この考え方は「強い信仰心」を過激に表現する相手であれば言論の自由も表現の自由も放棄するって事だろうか？「信仰心」は宗教だけとは限らないよね。かっての共産主義みたいな主義主張もあるし、大中華主義の様な国家思想も有るが、これらが「敬虔な（強い）意思表示と物理的行動（過激）」で「押し出して」来たらそう云った人達を「傷つける権利までは、表現の自由にはない」と沈黙し遁走するのだろうか？
これって凄い御都合主義の怖い「言い訳」に聞こえるけど？

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日本の新聞やテレビ、雑誌も本当はその「風刺漫画」転載したいんでしょう？言論・表現の自由と主張したいんでしょう？でもアラブが怖いから我慢してるんでしょう。
つまり、怖い相手には言論の自由も表現の自由も主張しませんって事ですね。

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今回、英国と米国の有力紙は、漫画の転載を控えている。
　ブッシュ米大統領は「他者を思いやる責任」という言葉を使った。山内昌之・東大教授は、本紙への寄稿で「日本人なら『たしなみ』という言葉を使うにちがいない」と述べた。文明社会のマナーと言うこともできるだろう。
　　　　　　　　　　　同（読売新聞　２月１１日付・読売社説の一部）
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　って、都合のいい時だけ米国の新聞やブッシュや御用学者のコメントを引用して「言い訳材料」にするんだね。

朝日といい、読売といいこんな「情けない」社説を書いて「自慰」するくらいなら、寧ろ沈黙を選んだ方が良いのではないですか？

09:35:33 | sonson | No comments | TrackBacks

過去の誤りをきちんと見つめようとしない現在の裁判所にも、どこか危うさが感じられる

　
上記は、横浜事件を「免訴」とした判決に対する朝日新聞（2006年02月10日（金曜日）付）の社説の一節。

過去の誤りをきちんと見つめようとしない現在の朝日新聞にも、どこか危うさが感じられる。

とまぜっ返すのも最近の朝日にはネタが多すぎて飽きがきますね。相変わらず「自分の事は棚に上げて」憚らない様子。昨日の事はすぐ忘れるさ・・・と鉄面皮ですかね。
それよりも、同じ社説の中で横浜事件に託つけて

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裁判官が勾留請求を却下する率は１％にも満たず、捜査当局の言いなりではないのか、と指摘されている。判決までに被告が保釈される率は、７０年代には５０％を超えていたが、現在は１０％台にまで下がっている。

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と、なんだか勾留却下率が少ないのが「悪い」、保釈率が下がっているのが「悪い」と云っていますが、本当に悪い事なんですか？「指摘されている」って、どのような理由で、どのような人達が「指摘」しているんですかね？勾留却下される率が少ないって事は警察の証拠固めが綿密で齟齬が少ないって事ではないんですか？保釈には綿密な条件が有って、保釈率が少ないって事は、凶悪犯、証拠隠滅の可能性の強い知能犯が近年飛躍的に増えて来たって事では無いですか？検察や裁判所の「裁量」で勾留や保釈が適当に決められる様な事は不可能と思うんですが？その辺はちゃんと検証して「明らかに裁判所は不当な判断」してるって証拠でも有るんでしょうか？勾留却下率の少なさや保釈率の少なさが日本社会に害をなしているんでしょうか？

最近（昔からかも知れませんが）の朝日新聞の論説委員って一寸おかしいですね。さらっと書いて「書き逃げ」で済ませてしまう様な「怠惰なモラル」と、都合のいい様に辻褄をあわせて印象記事で「書き逃げ」する・・・朝日のポリシーは「強いものには節度で接し」と「都合の良い様に書き逃げ」ですかね。はっきり云って思考停止の「オバカ」の部類に堕ち入っていませんか？しっかりして下さいよ。

こんなくだらない社説書いている暇が有ったら中国や北朝鮮の人権侵害に付いてしっかり論考して書かれたら如何ですか？親近感抱いている相手の悪口は触れない？虎の尾を踏むのも怖い？

保釈の条件　（Dove?さんの HP より拝借←ありがとうございます）
以下の条件に触れない者

1.被告人が死刑又は無期もしくは短期一年以上の懲役、もしくは禁固にあたる罪を犯した
2.被告人が前に死刑又は無期もしくは長期十年を超える懲役、もしくは禁固にあたる罪に付、有罪の宣告を受けたことがある
3.被告人が常習として長期三年以上の懲役、もしくは禁固にあたる罪をおかした
4.被告人が罪証を隠滅すると疑うに足りる相当な理由がある時
5.被告人が、被害者その他、事件の審判に必要な知識を有すると認められるものもしくはその親族の体、財産に害を加え、またこれらのものを畏怖させる行為すると疑うに足りる相当な理由がある
6.被告人の氏名、住所が分からない時逃亡の恐れがない

以下の条件を満たす者

1.求刑が懲役五年以下
2.過去十年以内に重要犯罪で有罪になっていない
3.初犯である
4.証拠隠滅の恐れがない（完全黙秘の行使、犯行を否認していない）
5.被害者や関係者を脅したり仕返しをしたりしない
6.逃亡する恐れがない

06:47:38 | sonson | No comments | TrackBacks

なぜだろう？

国境なき記者団がヤフー非難、中国に情報提供で逮捕者と
2006.02.10
Web posted at: 18:48 JST
- CNN/AP

北京──言論の自由などを守る活動で知られる非政府組織（ＮＧＯ）「国境なき記者団（本部：フランス）」は９日、中国の公安当局にインターネット利用者の個人情報を提供したとして、インターネット大手のヤフーを非難する声明を発表した。同組織が同様の内容でヤフーを非難するのは、昨年秋に続いて２度目。
　国境なき記者団によると、中国南西部・四川省の元公務員・李智さん（３５）が２００３年８月、破壊工作を扇動した容疑などで逮捕され、同１２月に禁固８年が言い渡された。
　李さんはヤフーの無料メールサービスなどを利用し、当局を非難するコメントをインターネット上に投稿したことがあったという。
　国境なき記者団は、李さんの弁護士が今月５日に明らかにした公判の内容として、ヤフー香港が当局に提供した李さんのメールアドレスやＩＤなどが、逮捕につながったと指摘。・・・以下略
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マイクロソフト、Google に続き Yahoo よ、お前もかって感じ。独裁国家の国を揚げての「圧力」あの手この手の「工作」と「脅迫」には敵わないって事でしょうね。それと１０億人の市場の誘惑には。だけど中国だけは「特別」よって、そんな二重基準は通用しないだろう。きっと他でも「屈して」いるに違いないものね。まぁ「犯罪捜査協力」って側面も有るから難しい面も有るけど、むしろ問題なのは強要して得た情報で「思想弾圧」を行っている中国政府ではないのかな？「国境なき記者団」さん達も、情報を漏らしたYahoo の批難と同時に、気に入らない考え方の人達を弾圧して牢獄にぶち込む中国政府も強く非難すべきじゃないですかね。

日本や米国、EU などが今回の中国政府と同様な事をやったら「大政治スキャンダル」で大騒ぎして政権の存続も難しくなるだろうに、中国やロシヤなどの同種の「言論弾圧事件」に対しては皆さん（マスコミやジャーナリストの皆さん）優しいく穏やかに「報道」されますね。言論の自由を高邁に主張される日本のマスコミ陣に聞いてみたい、「なぜですか？」。中核派等とつるんで扶養社教科書の採択妨害をする杉並親の会などの「言論妨害、弾圧」行為には「無言」もしくは「無視」又は「「封殺」するのは「なぜですか？」小泉ごときでも「ヒットラー」になったり、「独裁者」「ファシスト」呼ばわりするのに、北京政府や胡錦濤国家主席などには「・・・・・」なのは「なぜですか？」背後から忍び寄り何をされるか分らない不気味な「怖いモノ」ものにはつい「腰」が引けてしまうからですかか？それとも「左に巻いたモノ」には無条件反射で尻尾を振ってしまうパブロフさんの犬ですか？犬なら犬らしくあまり「大きな態度」は取らずに媚び媚びの「忠犬」やって下さい。「怖いモノ」につい腰が引けてしまう人達は「我々ジャーナリスト」などと偉そうな態度を取らないでください。どこかの新聞（はっきり朝日新聞）の様に「節度」などと都合良く誤摩化さないで下さい。「知る権利を持つ国民」としては「適切」に判断していきますから。ところでテレビに出て来る「識者」って何？「識」別の出来ない「者」って事？

04:35:12 | sonson | No comments | TrackBacks

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